今週は、懇意にしている建築士さん(アトリエエーワン)と鎌倉・葉山・逗子の物件めぐりをしました。
弊社でお預かりしている専任媒介のものや、エーワンさんのお客様にご紹介できそうな物件を中心に現地調査です。
(実は、自邸もエーワンさんで建ててもらいました。もう、10年近いお付き合いです)
一緒に物件めぐりをしていて、いつも驚かされるのが、建築士さんの視点。
そこには不動産業者と全く違ったものがあります。
不動産業者は、そこの土地にきちんと家が建つかどうかを前提にみていることが一般的だと思います。
例えば、
法律的な問題はないか、
設備(上下水道、ガス、電気)はどうなっているか、
接道は問題ないか…等などです。
ですので、建築コストやどういった方法で建てるか等、建物に対してのイメージは推測ではお話しできますが専門的で掘り下げた提案はできせん。
しかーし!
建築士さんは、
この傾斜地の土地ならスキップフロアの建物が有効そうだ、
日はどこから入る、
風はどこから吹いてどう抜ける、
地盤について、
基礎についてなどなど、
具体的なイメージを話してくれます。
なるほど!!と、勉強になる1日でした。
このように、先に自分たちの理想とする家を建ててくれる建築士さんを決めて、それから土地を探すこともできますよね。
理想の家を、建てる方法は1通りだけではなく、何通りもあります。
わからないことだらけで当たり前です。
是非、お家を建てようと思ったらご相談ください。
お目当ての物件がなくても、一緒に探すお手伝いもいたします。
建築士さんや工務店さんも、ご希望であればご紹介もできます。
(もちろんご自身で見つけるのも大歓迎です)
色々、お話しながら理想のお家(土地)を探しましょう。
昨晩「ワールドビジネスサテライト(以下、WBS)」で特集されていました。
“WBSでは、いま業界を揺るがしている告発レポートを入手。さらに独自の取材を加えて、大手不動産業者の不正疑惑の真相に迫ります。”
とあります。
いわゆる「囲い込み」に関する特集です。
お客様は「囲い込み」という言葉を聞いてもピンとこないかもしれません。
簡単にいえば、自分の会社で買い手を見つけるために、ほかの業者さんから問い合わせがあっても、「契約準備中」などと言って、自社のお客様以外には販売しないことです。
何のためにこんなことをするのか?
売主と買主両方から販売手数料が欲しいからですね。ハイ。
実際、日々仕事をしているとこういう場面に出くわすことがあります。
(実際に証拠があるのか?といわれると証拠はありませんが…、わかるものです…。)
実際、弊社のお客さんの土地を探している時にもありました。
その時は、「ウチでは、紹介できないから、興味があるなら直接問い合わせてください」と正直に話しましたよ。
(その方は、結局ヤマモトでご契約いただきました。)
WBSのFacebookページに対して、「不動産会社信じられなくなります・・・・」とコメントがありました。
正直、悲しいです。。。
「囲い込み」を常習としている会社はほんの一握りなんです。きっと。
ほんとうにお客さんの事を考えている会社の方が多いはずです。
「何十年もローンを組んで、マイホームを買うのだから後悔はしないでほしい」と思いますし、
「思い入れのある自宅を売るのだから、頑張って良い条件で早く売ってあげたい」と思います。
インターネット、店頭、紙媒体、など様々なメディアに広告を掲載し、ほかの不動産会社や土地を探してるお客様に積極的に情報を発信して、そうやって多くの不動産会社は頑張っていると思います。
不動産会社=なんか怪しい・・・
実際、私もこの仕事をしてなければ知識もなく何も判らなかったと思いまし、
不動産さんや=怪しい
と思っていたと思います。
だからこそ、自分が不動産を扱う立場になった時に、そう思われないよう誠実でありたいと思うのです。
先日(ってずいぶん前ですが・・・・)「中古住宅の活用」について書きましたが、4月終わりの日経新聞に
という記事が出ました。
“「専門家が劣化状況を調べる住宅診断を徹底し、仲介業者に販売時の説明を義務付け、買い手がつかずに売れ残る中古住宅の市場活性化に乗り出す」”
とのこと。
買う側のメリットとしては、
・安して中古住宅を購入できる
・欠陥がわかった時に請求が可能
売る側のメリットとしては、
・中古販売の拡大
・販売後のトラブルを回避する
だそうです。
実際に、施行される時期は不確定ですが、これが実施されれば、とても良いことだと思います。
事前にきちんと調査して、診断状況を説明する。
「中古」ですから、経年劣化や不具合が出てくることもあるかと思うのです。
でも、それをきちんと正直に買主に説明し、納得してもらう。
これが、売主、買主にとって最終的にはメリットになるのだと思います。
仮に何かしらの不具合が見つかった場合でも、
話し合いをして、そのままで良しとすることもあるでしょう。
修理ば必要な場合もあるでしょうし、
値段交渉で解決することもあるかもしれません。
中古物件には同じものは1つとしてありませんから、対処方法も状況に応じで変わってくるのは当然です。
対処方法が多様なため、売買手続きに手間がかかるのも当然。
このような手間を惜しんできちんと対処しないため、売買後にトラブル・・・なんてことになるのではないかな?
と私は常々思います。
中古物件に不具合があることが悪いのではなく(もちろん無いに越したことはありませんが)、
それを事前に把握できない・しない環境が、中古市場の活性化を阻害しているのだと感じています。
マイホームは、人生に一度きりになるかもしれない大きな買い物です。
売主さんにも、買主さんにも喜んでもらえるようにしていきたいですよね。
お客様のご案内。
これは私にとって、とっても楽しいものです。
先日、すごい物件をご紹介させていただきました。
私がほしいっ!!
場所は秋谷。
某有名人の別荘のある所より少し高台になったところです。
もうとにかく写真を載せるので見てくださいっ!!
伝わりますか?
180度海を見渡せるこの景色
思わずお客様より先に「お~~~っ!!!」と
声が出てしました(照)
もうもうっ!!これは夢っ!!こんな景色が見渡せる土地ってあるのっ??
しかも、緑が茂っていてどこまでが土地なのかわからない・・・・
生活は多少不便かもしれないけど、その不便さも打ち消してしまうほどの場所。
そして、この道
いやー、はやー・・・・・・。
いつでもご案内いたします。でも、できれば青天の時がベストです。
詳細はこちらへどうぞ→秋谷の由緒正しきオーシャンビュー!
週末は梅を見るというお題で鎌倉散策をしてきました。
まず、妙本寺。
この写真だとわかりずらいのですが、奥の方にちらちらと梅が咲いておりました。
ここから、祇園山のハイキングコースに入り、腹切やぐらへ。
次は、宝戒寺
そのあとは、お礼参りに荏柄天神社へ。
お友達のお子さんの受験合格のお礼をしました。
そこから杉本寺へ。
杉とつくだけあって、山頂にはたわわに垂れ下った か、花粉が・・・
ハーックション!!盛大なくしゃみとともに早々に下山してまいりました。
本堂でお参りしましたが、なかなかでした。
写真は撮り忘れてしまいましたが・・・・・。
そして、報国寺と浄明寺
十数年鎌倉に住んでいて一度も行ったことがなかったので、訪ねてみました。
報国時では、お抹茶券というのが売られていて、竹林を見ながらお抹茶が頂けるのです。
しかしながら、さすが土日・・・・・劇混みで、優雅にお抹茶を楽しむ感じではありませんでした・・・
皆さんには平日をお勧めします。(あとで聞いたら、平日も混んでるらしい)
浄明寺
こちらでもお抹茶が頂けるようです。
しかしながら、二杯目は躊躇いたしまして・・・・次回はこちらで頂いてみます。
そして、最後は浄明寺の中にある「石釜テラス」というレストランでお茶をしました。
浄明寺の敷地の中にある、昔からある洋館を使用してレストランをしていて、とても贅沢な空間の使い方。
二階には入れませんでしたが、テラスの席も合わせて結構な広さがあるので、パーティーなどもできるのでしょうか?
鎌倉散策のお休みに是非行かれてみてください。お勧めです!
お寺の説明は、割愛させていただきますので、是非ご自身でお立ち寄りくださいね!!
先日、寒い中お客様と土地を見に行ってきました。(お子様二人風邪をひいてませんように・・・・)
都内にお住まいの4人家族。
将来的に、こちら方面に引っ越してきて、お家を建てたいとのご希望でした。
希望は「海の見える高台」
土地探しは、初めてとのことで、とにかく希望に合いそうなもの
それから
不動産業者として、多少条件から外れるけど「これはどう?」と思えるものにご案内しました。
「海が見える」って中々難しい表現ですよね。
だって、全然海から離れてても「海が見えれば」良いのか
それとも、すぐそこが海で「海が見える」そして、歩いていけるところなのか
七里ヶ浜から、鎌倉、葉山まで。
何件行ったかな・・・・・。7件くらいかな?
御用邸の並びの売り地なんてのもご紹介しましたよ!
「海見え」からは、外れるんですが、こんな場所に売り地なんてそうそうでない!!
そんな場所にあったので・・・・・。
初めての、ご案内だったので、各々の場所にそれぞれの感想があって
ご案内しているこちらもとっても楽しかったです。
これからも継続して、ご案内していく予定です。
Tさん!!いい所一緒に探しましょ~!!
目当ての土地やおうちがなくても、「探そう!!」と思ったら、ぜひご相談ください。
ほんとーに、お客様にとことん付き合って、0から探しますよぉー。
どんどん希望言っちゃってください。
10日に不動産の研修に行ってまいりました。
お題は「中古住宅調査」と「民法の改正」
「民法の改正」は、おいといて・・・・・
現在の日本には、空家が820万戸あるといわれています。
現在の建物の評価は、建てて20年でどの建物もほぼ価値「0」と計算されます。どんなにきれいでも、まだまだ使えて、耐震性があっても、です。
820万戸のうち、たぶんほとんどが建物の価値が「0」なんだと思います。
これってどうなの?と私は常々思っておりました。
海外では、古い建物でも手を入れて、状態をよくしていれば買った時より高く売れたりすることも有るといいます。
それを、画一的に20年で価値「0」って・・・・。
近年、国がこの空家がどんどん増えていくという状態を打開しようと
中古住宅の流通に力を入れ始めました。
現在、物件の情報が少なく、透明性がない市場に対し
1、中古住宅流通を促す市場の環境整備
2、リフォーム市場の環境整備
3、既存住宅ストックの質の向上の促進
4、中古住宅流通・リフォームの担い手の強化
5、住環境・街並みの整備
等を柱として、今後業界で取り組みを行っていこうというものです。
不動産業界での難しいことはさておき・・・
中古物件を探している みなさんにとって大事なことは、対象の建物の状態を把握すること。
でも、把握するといっても簡単なことではありませんよね?
そこで、幾つかの方法をご紹介します。
・不動産業者に聞いてみる
私たち不動産業者にわからないことや不安なこと、どんどん聞いてもらって大丈夫ですっ!!
・ホームインスペクションを利用する
「ホームインスペクション」とは、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行うサービスのことです。
※どの業者が信頼できるか?不安な場合には、スペシャリストの紹介もできますので、お気軽に。
・建築士や業者と一緒に見る
リフォームをお願いしようと思っている建築士や、信頼できるリフォーム業者の方に頼んで、検討している物件を購入前に一緒に見てもらうのも得策だと思います。
中古住宅を買うとき、一番心配なこと・・・・・。
「あとどのくらい今の設備で使えるのかな?」
「リフォームでどのくらいかかるかな?」
「この建物って、安全なの」
シロアリ、基礎、外壁のヒビ・・・
等など、あげたらきりがないくらい。
家って見えない部分も多いので不安になる場所すらわからないってことがありますよね?
これを専門的な知識を持った人にお金を払って見てもらうのです。
そうすれば、何千万円の出費をして35年ローンで購入した家が実は・・・・
なんて悲惨なことを防ぐことができると思います。
また、近年「既存住宅売買貸保険」というものもあり、いくつかの会社から数種類の保険が出ております。
これは、売買される既存住宅を対象とする「検査と保証」がセットになった保険です。
保険加入前に専門家が基準に従って検査を行うため、安心して既存住宅の購入ができます。
もちろん先にホームインスペクションをしたという証明があれば、そのあとでも保険に加入できます。
このように、中古市場を見える化するとともに活性化させる動きは、やっと動き出したばかりです。
今後どのような制度や動きが出てくるのか、注目しています。
鎌倉に住んでいる方は休日どのようにお過ごしですか?
結婚前は、都心に近い埼玉のベットタウンに住んでいた私。
お休みといえば、都内へ出てショッピングしたり、カラオケしたり。
地元では、やっぱりショッピングモールへいったり。
でも、現在は、夏が近付けばカヤック、サーフィン、海水浴。
オールシーズン天気が良ければハイキング。
と、若い時からは考えられないようなアクティブな生活を送っています。
もちろん、シミも増えましたけど・・・・。
先週末は、祇園山のハイキングコースに登ってきました
八雲神社の裏手から登り始めて腹切やぐらまで歩きます。
展望台ではこんな景色が見られました。
鎌倉で生活する一つの楽しみですね。
鎌倉駅から徒歩1分、昭和31年創業の不動産屋さん
物件めぐりは雨の日がオススメな3つの理由
梅雨ですね。
梅雨の時期ってイヤですよね。
低気圧のせいか、朝起きるのが辛かったり
洗濯物がなかなか乾かなかったり
ジメジメしてるせいで、いまいち髪型も決まらない
外を歩くとズボンの裾は濡れちゃうし
靴だって靴下だってびちょびちょ
あ~、買い物行きたくないな・・
会社休みて~・・
そんな憂鬱な気持ちにさせる、雨が多いこの時期
実は物件めぐりには最適なシーズンと言っても過言では無いのです
えっ?えっ?なんで?
晴れてる日が良いんちゃいますの?
普通はそう思いますよね。
雨の日に物件めぐりをした方が良い3つの理由をご紹介します。
1.土地の水はけ状態、近隣から流れ出る水の通り道がわかる
雨が降ると当然、その雨水は地面に吸収されます。
地面がコンクリートで覆われていたり地質が悪い場合、吸収されず水たまりができたり川のような水の通り道ができます。
地質が悪い場合、地中に水分が残りその湿気で建物にカビ発生などの悪影響を与えることもあります。
また、土地の直ぐ裏に山がある場合などは山が十分に水分を蓄える能力を備えているのかを、流れててくる雨水で判断することもできますし、その水が敷地内をどのように流れるのか?を確認できます。
更に擁壁がある場合には変な場所から水が滲み出ていないか?など確認することができますので、その土地の地質を確認する手立てになります。
晴れている日ではなかなかわからない、地質について知ることができる雨の日ってなんて素晴らしいのでしょう!
2.日照条件がわかる
雨が降っていると当然、日差しがありません。厳密にいえは光量としては、光はあるものの非常に少ない状態です。
建物内の日照条件を知るには、一番最悪な状態の雨の日が最適なんです。
つまり、条件が悪い時でも部屋が明るければ、晴れている日はちゃんと光が届くということです。
3.雨漏り、ひび割れ、結露など建物の状態がわかる
中古物件を見るときは、是非押入れから天井裏を覗いてみてください。
湿気やカビ臭い場合には、改善が必要な場合もあります。
また、どこからか雨水が染みこんできたりする場所を発見することもできます。
また床下を覗きこんで、基礎部分を見てみましょう。
ここに水が溜まっている場合、何らかの対策をしないとカビなどの悪影響を受ける可能性があります。
雨の日は、このような症状が顕著に出てきます。
また窓サッシ周辺に結露が発生していないか?などを確かめるにも雨の日は最適です。
以上の理由で、土地、建物のデメリットを見つける事ができる日が、雨の日なのです。
もし雨が降ってきたら、長靴履いて物件めぐりに出かけましょう!